道が次の道を作る。
お盆開けから3日ほど休みをとって、北陸あたりをぶらぶらと旅した。知らない土地を歩いていると、この先はどのような道になっているのだろうと興味が尽きず、気がついたら歩きすぎてへとへとになっているなんてことがよくある。といっても、今はスマホがこれだけ普及していて、その1台1台にGoogle Mapがインストールされているのだから(おそらく)、歩行者は画面上で自分の現在位置を把握し、その道の先に何があるかを知ることができるわけで、知らない道をさまようなんてことはもう珍しいことになっているのかもしれない。
それでも、道に迷ってしまう。単に僕がバカなのか、Google Mapをあまり見ないからか、というか見ていても迷ってしまう。そして、手には駅の待合所でゲットした観光地図。観光地図というヤツは、肝心なこと(目的地までに何ブロックあるかとか、町名とか)が書かれておらず、距離感も結構好きなように伸縮されているので、その地図が目玉とするところ以外に行こうとすると、あまり役に立たない。それでも観光地図を手に歩き出す。そして迷う。
あの曲がり角を曲がればいいお店が建っているかもしれない、とか、このちょっと上り勾配の道を進んで行けば素敵な光景が目の前に広がるかもしれない、とか、ぼんやりとではあるがそんなことを考えている(に違いない)。そして、この道はどうやら間違いだったようだと気がついても、後戻りするのが惜しくなり、よし次のところを曲がって新しい道に出ようと、ついしてしまう。
こんな風に改めて文章にしてみると、まるで夢遊病者のようだ。同行者がいたら、きっといらいらして、途中で置いていかれるにちがいない。
けれど、歩いていくことで知らない道がどんどん展開していく感じ、好きなんです。
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